今のところ順調!

育児休暇に入り、はや3週間。家事育児が中心の単調な毎日で一日が過ぎ去るのがとてつもなく速い。今のところ何事も順調である。日々、子供たちの成長も伺える余裕もある。日中わずかな空き時間で読書も楽しむ。

 

・家事

休暇前からの日課であったので、新たな出来事はない。

・育児

次女は手のかからない子であるため、さほど手がかからない。昼、夕の授乳以外はほとんど寝ている。気になることといえば、長女、次男の送迎のたびに次女を起こすはめになり、負担軽減のためトラベルシステムベビーカーを購入。使用はこれからだ。

- 3か月検診 -

妻の指示通りに、保健所へ行き、検診を受ける。月齢に沿って乳幼児への手厚いケアサービスを無料で受けられる。窓口で受け付けがあり、男単独参加に対し双方が困惑する雰囲気を漂わせながら、「おひとりですか?」との質問にに応対し、受付。待合室には20人くらいのママたちが見えた。男は自分ひとり。周囲から特に特別な視線を感じる様子はなかったが、逆に自分だけがどこか落ち着かない様子であった。施設の方は皆なれていて親切で、検診は順調に進む。ドクターから「心配事はないか?」と問われ、「ない」と交わすと、さらに「本当か(大丈夫か)?」と問われ「はい」と一言返事をし、ひとまず完了。最後にベテラン看護師の方より、助言をもらう。「とにかく育児は楽しんで!男の人って細かいことを気にしない人が多いので、育児には向いてるよ」と、シンプルだが今の自分には最高の一言であった。(今まで散々妻から日常の粗さを指摘されていたうっ憤をはらしてくれた)

- 離乳食教室 -

 3か月検診での淋しい思いを乗り越え、新たな世界を望むべく、離乳食教室に参加。ここでも無料とは思えない保健所からの懇切丁寧な手ほどきを受ける。長女、長男の時に妻がやっていたのを横目でみており、調理経験はないもののイメージはつかめていた。が、やはり何事も基本から、と専門家からの指導を仰ぐことにした。受付ではまたもや「ママはいつこられますか?」とパパ単独参加にはお互いが不慣れな反応を示す。受付を済ませ教室に入り、まだ人はまばら。ひとまず遠慮気味に隅にある位置を確保。ミルクをたらふく飲んできたわが子はひとまず安定している。開始時間がつかづくにつれ参加者が増える。やはり自分を除いて全員がママ(男1:女60)。人が増えるにつれ心細くなるが、不安をはねのけ先生の指導を真剣に聞き入る。今回は一回食について。(何の回数だ!?)調理というレベルではなくいかに乳児が食べやすく食材をこしらえるかという趣旨で単純であったが自分にとってはすべてが初めてのことで新鮮であった。周囲のママたちも真剣に聞き入る。しかし時間がたつにつれ、やはり乳児はだまってはいない。徐々に情緒不安定さが顕在化し、子をあやしに教室を出るママも続出。幸いわが子はかるくあやす程度でおさまってくれたが、集中をそがれ、7割程度しか聞けなかった。子を抱えながらはやはり何事の行動も制限される。ひとまず一通り受講し「きてよかった」の結果を得た。

次回は2回食という趣旨で募集あり。心細さはあるがひとまず可能な限り参加しておこうと思う。

- 予防接種 -

今年は例年にも増してインフルエンザの流行が早いらしい。我が家も全員が予防接種をける。これに加え、次女の公的に強制されるワクチン接種を受ける。結果、子3人を連れ病院へ行く。なれない自分は受付にすら手間取る。妻が丁寧に小分けした3人分の母子手帳、医療証、保険証、診察カードをわが子をかかえながら取り出そうとするが、おぼつかない手つきで床にばらまく。それらを慌てて拾いながら、抱っこ紐かベビーカーを持ってくれば…と後悔。(持ち物はできるだけ最低限に。かつ、抱っこ紐は息苦しいため極力使用しないのがポリシー)しばらく待ち、「xさんご一行様どうぞ」とまとめて呼ばれる。かかりつけの病院で子供たちも慣れているせいか、診察室に入っても先生を前にリラックスしたムードで、騒がしくなる。自分ひとりだけが気が気でない。複数人の看護師の手助けを受け、長男を除く二人の駐車を終える。長男は体調不良で後日となった。(またくるのか…)こうしてすべてを終え、次女を待合室ソファに寝かせ、長女に見張りを任せ、今後のワクチン接種の段取りを聞きにいく。が甘かった。長女は周囲の誘惑に誘われ、見張り不在で次女がソファから転落する危機にさらされたのだ。それを見ていた看護師の方がすぐに次女を抱きかかえてくれ、まさに機器一発であった。長女はすっかり姉らしくしっかりとしているため信頼していたが、帰宅後に妻に報告したら「長女を信用しすぎ!」と叱られる始末であった。
子どもを信用しながらも危険予知の重要性を認識させられた出来事であった。

・料理

インターネットを参考にすれば、クックパッドなどレシピは転がっている。が、先々を考え、基本から学び料理を極めることを決意し、図書館から数冊の料理本を入手。

<参考> 

  ・英訳つき和食の辞典
  ・「包丁さばき」の教科書
  ・ 料理をもっとおいしくする調味料の基本と使い方レシピ
 ・下ごしらえと調理テク 
  ・ちゃんと覚えたい和食

まずは和食中心に、食材の下ごしらえ、だしの取り方、料理の型から勉強中。
実際に食す部分においては、レシピに忠実なので受けはいい。ちょいちょいある妻からの上目線(キャリアから言えば当然だが)だめだしやアドバイスが気に障るところである。
生活の基盤となる食に関してはしっかりとやっておきたい。

・自分みがき

平日にわずかにとれる自分時間がある。日中の次女が寝ている時間(2時間)、子供達が寝た後か起きる前の早朝(2時間)ほどだ。こうした時間はとにかく読書に時間を割くつもりだ。今は男の育児論に興味を抱きながら、まつわる本を図書館から借り、読み漁っている。ちなみに図書館で優雅に本を選ぶ余裕などない。抱える次女がすぐにぐずるため、15分と持たない。その間にピントきた本を適当にチョイスするしかない。ここでも行動が制限される。話を戻すが、男の育児は女とは様々な違いがあるとの仮説がある。自分の周囲に経験者がいないため、本に頼りながら、これからの育児休暇を有意義に送るための極意を得たいと思っている。

<参考>

 ・あたらしいパパの働き方
 ・「オトコの育児」の社会学

また、これもこれから世界を広げるためには英語力!と英語スキル向上のための本をレンタル。これまで英語力向上に向けたいろんな手法をとってきたが、効果も実感できず長続きもしない。そして今注目しているのが英文書の多読である。興味のある本で短文ならば読み切れるのでは、とそうした本を実践中。詳細はまたにしたい。

 

まだ始まったばかりの男の育児ではあるが、やはり女の育児が前提となる社会ができあがっていることを体験している。童謡にでるフレーズはお母さんやママ、街や家庭に届く様々な広告や配布物はママ向け。この中で男の参入には色々とハードルが高そうだ。そのあたりも今後語っていきたい。

さらに、日々成長するわが子の記録としても。だいぶ長文となってしまったため、続きはまたとする。

書きたいことを